金沢遺産


金沢市民ならわかる金沢の遺産

2001年9月16日

 

  身近で懐かしいものを紹介してみようと思いました。

  例えば市内を巡っている堀は昔徳川との決戦用に築いたものです。

  「惣構堀」といい、決して観光の対象として雑誌に載らないもの

  です。こういう在るのがあたりまえのものを紹介していこうと思います。

  まずはマッチです。ひとつずつ解説はしませんがどれか思い出があれば幸いです。

 

<古めのマッチ>

<惣構堀>

 

 ※関連録   自分のメモのためにも残します

 

 2005年分 

 

   11月   金沢城惣構堀の保存継承活動を行っている「惣構堀保存会」は、

         昔の堀の姿をうかがわせる写真などの情報収集を始めた。

         現存資料は少ないとされているが、大正時代の西内惣構堀の写真などがすでに寄せられている。

         集めた資料は惣構堀の国史跡指定に向けた調査研究に役立てるとともに、

         保全継承へ市民の意識高揚を図っていく

 

   1月    惣構堀の国史跡指定を目指す金沢市は、今年度城下の姿解明にのりだす。

        謎とされている堀築城前後の地図も作成する。

        堀の遺構復元のための発掘調査を実施し保存整備計画の策定をすすめる。

        玉川図書館東側の市道沿いの2箇所を調べる予定。

 

 2004年分 

 

   12月  尾山神社神門脇の飲食店跡地を取得してきた金沢市は、

        昔の桜並木を復活させるべく尾山門前緑地として来年3月をめざして整備する。

        昔は西内惣構堀のせせらぎが流れていた。将来は暗渠から戻すことも考える。

 

   5月   金沢市の職員で作る研究チームが専門家ともに本多町や柿の木畠に残る遺構を見て回った。

        今後このチームは堀の整備や復元に向けて歴史的価値を広めていく。

 

 2003年分

 

   11月  金沢城の外掘「惣構堀」の調査が今日から開始。

        文化財指定を視野に入れ、土木建築や考古学の視点から調査していく。

        来年3月にはフォーラムを開く。

 

 ※関連リンク

   金沢の文化遺産 石川県に世界遺産を

   近世資料館の惣構堀地図  金沢の用水

   石川埋蔵文化財センターの最新発掘情報のページに

   県庁横の遺跡発掘報告あり。

 

<広 見>

 以前にコラムで今は生活道路になりさがってしまった昔の広見の威厳復活

 を提言しました。その後、同様のことを考えた方がいたのか活動が起きて

 います。

 昔からの住人には慣れ親しんだ広場をつぶして、何のゆかりの無い学校の

 運動場で盆踊りやれといわれても気持ちの盛りあがりは無いし、若い住人

 にはよくわからない広い道路です。

 この活動にテーマ曲があるのなら歌う人は決まっています。HIROMI

 GOです。

 

 2005年

   7/28 金沢市の旧市街地に点在する広見の保存・継承と今後の

        街づくりへの活用策を検討する「金沢の広見研究会」が

        発足した。市役所で開かれた初会合で金沢工大の増田教授

        は広見の保全だけではなく周囲の建築景観を守ることも

        必要と指摘した。