[深夜の食事の楽しみ] 2004/12/5
金沢周辺では外食処が豊富なので夜に車で走りまわって食べたいものをはしごできます。
毎晩、ラーメンやオムライスやパフェをはしごできます。これはたぶん北陸でも稀少なので
はと思います。
その外食処は昔は個人経営が主でした。今は巨大チェーン店が主です。支店の個性は
ありません。どの店もとてもきれいで清潔で照明もばっちりで夜でも元気に応対してくれる
のですが、私は昔のイメージをひきずっており違和感があります。
学生の頃に親に連れていってもらったどうみてもうさんくさそうな外観の深夜営業のラーメン
店がむしょうに恋しいのです。店主の高年齢化が進んだためなのか少なくなってきました。
ラーメンに限らずレストランや喫茶店も深夜営業が健全化しすぎて逆にあやしい。
夜はお化け屋敷になりますとか擬似的なあやしさをプラスした店が現れないだろうか。
[マリリンに感謝] 2004/11/14
明成小学校のアイドル犬マリリンが亡くなってもう1年がたちます。マリリンの本がでており、
笠市のブック宮丸にいけば置いてあります。私も手にとって見たのですが、本の終わりに
シリーズ本の紹介があり、他の有名な犬の本が紹介されてました。そのなかに高野山の
案内犬ゴンがありました。
私はゴンと会っています。ゴンは高野山のふもとにある空海上人の母親がおられた寺院
から山の上の寺院入り口までの20キロの山道を誰に教えられたこともないのに参拝者を
道中案内しつづけた犬です。私はゴンと大師の御廟の前で会ったのですが、まさか20キロ
離れた寺院から来てたとは知りませんでした。遅くまでお参りにつきあわしてしまって悪い
事をしました。
マリリンの本を見て亡くなったことを知りました。マリリンがちぎれていたゴンとの縁をつない
でくれたのです。寺院には石像ができているそうで、死ぬ前に一度は行きたいです。
ああ、でもカイには早く会いたい。
[追加説明]ぶっきらぼう過ぎたので追加します。
ゴンは高野山のふもとの九度山にある慈尊院で飼われていた犬です。その行いから地元
では大師のご母堂の生まれ変わりかとのうわさがたつほどの犬です。カイは少し遅れて
慈尊院で飼われることになった犬でありがたくも名前に空海大師の一字をもらいました。
どちらも白い犬です。
ハート出版 紀伊民報 関連記事 関連記事 高野山に関するサイト
[金沢の者は3日たってからものを言う]
この言葉は隣接町村だけでなく、少し離れた土地に行っても
言われます。良い意味で言われてはいません。ある意味、
殺し文句です。たとえ本人が金沢の人は3日も過ぎた事で物
を言うとはなんとのんびりしとる、聞くのだったらその時聞
けばいいのにと軽い気持ちで言ったとしても言われた者には
ずしりと届く。笑いとばす前にもう少し配慮してほしい。
昨年、氷見の温泉で家族の者が隣合わせた人に金沢から来ま
した言ったら返しに笑いながらこう言われました。
金沢出身の女性が嫁ぎ先で言われるのが典型的でしょう。
家族をはじめ近所の人ともざっくばらんなつきあいを進める
努力をする上で、どうしてもその土地のやり方、風習を知ら
ないために何故こんなおかしな事をするのか、それを周りの
人が何故何も注意せずにいるのか思う場面に出会っても、
土地を知らぬゆえになによりなじむことを優先して場をみだ
すことをせずやり過ごします。そして3日程たってから誰も
いない場所であのときはどうしてそうしたのか尋ねます。
尋ねるのは自分のためだけでなく相手の事を心配して尋ねる
事も多いはずです。
たとえ家族でも義理ならばほおっておけばいいしそうする人
が多いのですがそれをあとで尋ねてしまうのが金沢人です。
尋ねかたがおっくうなのはおくゆかしさからなのですがそれ
をわかってもらえない場合が多い。とろいととられます。
[2004.10.30]
[観光場所ひとつ手前の休憩地]
金沢の外環状線の工事も進み完成を待ち望んでいます。大き
な道路ができるだけでなく、そこから市内へ続く道も拡幅し
たり、新規に道を設けることも同時に進んでます。
これだけ改善されると新規駐車需要が起こるところがでてく
る気がする。たとえば鳴和地区。富山方面からくる観光客の
車が街にはいる玄関口になりはしないか。順当に考えると杜
の里まできて兼六園や片町の駐車場に停めるのだがそれは観
光地での駐車。私の意味するのは観光地ひとつ手前の駐車。
休憩地としての需要が高まるのではないだろうか。
今までは高速道路のパーキングエリアやおみやげ館、はたま
たパークアンドバスライドの地が一歩手前休憩所であった。
それらでそそくさと用事を済ます味気なさに飽きた金沢通に
うける予感がしてます。杜の里で渋滞してしまい嫌でも鳴和
で降りねばならぬはめになるのは歓迎しないけど。
7月から9月
[金沢の庭]
その昔、金沢に庭の趣味が流行したのかはわからないですが、
りっぱな庭をもつ家が旧市街に多い。りっぱなとはけっして
大きさだけを誇るものではありません。最近思ったのは昔の
金沢にはりめぐらされていた用水路と庭の関係。用水から水
を取り入れて池にいれていた庭は少なくないのではないか。
実際に私の家の前も横も昔は用水が通っていた。
そしてその池は時には防火用水の役割も果たすものであった
と想像するのは行きすぎだろうか。まあ大火には微々たる効
果しかないでしょうが。そんな備えかたもありえるかもしれ
ない。現在は用水と分離された庭が各家に残された形だが泉
水という呼び名は今も残っている。[2004.9.20]
[展望への要望]
以前に金沢城が見えることをアピールする施設が出てこない
と言いましたが金沢スカイホテルは駅の看板に書いてアピー
ルされています。他にはありません。卯辰山の展望台がより
整備されたのですが、これは市民レベルの話であり観光バス
を止めるほどの施設ではありません。あまり関心を引かない
ことみたい。
金沢の町を見下ろせる展望階を設置した建物は昔から作られ
ず盛り上がりません。既にある高層ホテルに設置することも
見られない。これは金沢の特徴といえるでしょう。
観光客ならぜひ希望すると思うのです。もしかしたら金沢観
光の死角なのかもしれません。県庁の展望階に喫茶スペース
が設けられたと聞きました。人気はそこそこあるのです。
地元雑誌はおろか観光雑誌でも観光ポイントとしての紹介す
ら無い現状がさびしい。
金沢の黒光りする屋根瓦は上からみたらきれいですよと紹介
するわりにどこへ行ったらそれが見れるのかか実は書きよう
に困る。別に高層で無くても可能であり5、6階ほどのビル
の屋上を観光用に公開すればできること。これを地元は実は
しょーもないと思っている。[2004.8.22]
[ぶよとの対決]
先日の町内慰安会で湯涌温泉に行った時のこと。露天風呂の横
になぜかキンチョールが置いてある。置き忘れたのかと思い湯
につかっていると音も無く大きな虫が飛んできました。ぶよで
す。全長3センチはあります。腕にとまられたので湯につけて
はらおうとしたのですが湯の中でも離れません。
いろいろと格闘したあとで今度は内湯にもついてきてタオルを
投げるやらキンチョールをかけるやら退治するのに大変でした。
この近くの浅野川温泉湯楽ではおおきなネットをはってぶよを
近づけないようにしているのですが、旅館でも必要では無いの
かと思いました。慰安会に来た人みんなが風呂でぶよに追いか
けられてました。その日は午後になって露天風呂にヘビが出る
というおまけまでつきました。[2004.8.22]
[横安江町商店街の工事]
商店街の舗装タイルの張り替えなのか古いタイルをはがしてい
ます。これが厚み10センチ以上あるごついものでちょっと
びっくりしました。このタイルは何年使ったのだろう。
武蔵に行く用事のある時はもっぱら商店街を歩いて通りました。
近所の人も同じようにするので横安江を歩いている時に出合っ
て挨拶することが多かった。昔、母が同級生の母親と出合い、
自分が名鉄丸越で買ったおもちゃについて「こんなもの欲しが
ったんや」とくどくどといわれた。同級生もいっしょにいたの
でとても恥ずかしい思い出として残っている。
アーケードの撤去ともに風景もがらりと変わるのでしょうが、
思い出はすぐには消えて無くなりません。[2004.7.25]
[真夏の夜の夢3 昼版]
コンビニ世代と違い古い世代なので、店頭売りのソフトクリー
ムよりはカップを好みます。また、菓子屋でアイスを買ってい
た世代なのでアイスを物色するテクニックを持っています。ケ
ースの中を見て、これは新顔だとか、これは少し古いとか見分
ける技術が身についてます。でもそれはいきつけの店のケース
だからできることです。
ある夏の日、暑さにたまらず兼六園の茶店でアイスを買いまし
た。ところがいざ、さじですくおうとしたら底まですっととお
ってしまった。驚いて「何だこれ」と言いながら数回かきまわ
していたらすぐにどろどろのシャーベット状になってしまった。
ぬるいだけで全然冷たくない。どうやら、過剰な暑さのせいで
ケースの冷却能力が破綻してたようです。
以後、今後の戒めとして、暑い日は外置きのケースからはアイ
スを買わず氷を買うことと言い聞かしたのでした。どうしても
アイスしかないときは機械がちゃんと動いているか、霜がおり
ているか、今箱から入れられたものじゃないかとか確かめて買
います。でも本当はこんな心配いらないようにしてほしいです。
[2004.4.17]
[浅野川にホタルを]
今度明成犬マリリンの本が出ることになり、明成小学校では生
徒全員に配るそうと新聞にありました。そんなこともあり
久しぶりに明成小学校のホームページを訪れながめてたら、
4年生のコーナーで浅野川でホタルが生活できるか真剣に研究
していることを知り、その頑張りに感心しました。
昌永橋の近くに中州がありホタルが住めそうな細い流れがある
らしい。研究は上、中、下流の川の清流度からエサとなる虫の
確認と本格的。ホタルの幼虫が好む水深の知識などは初めて知
りました。
子供の活動に現実話を持ちこむのは酷ですが、大雨による濁流
がホタルに壊滅的なダメージを与える事はいなめない。
浅野本町にある城北水質管理センターの近くにはちょこっとサ
イズのビオトープもどきの庭があった。あれをホタル用に改造
してみたらどうだろう。水に関係する施設なのでイメージアッ
プ間違いない。
さらに蓮根を植えた池を作り、ウシガエルパークとして整備す
れば周辺の中年以上の住民の一部に大うけする。[2004.7.11]
追記)最後は少しふざけましたが、松寺付近は金石などから川
づたいに船で運んだ荷物の荷揚げ拠点だったらしい。その関係
かはわからないが、神社に力石があり、昔はそれを持ち上げる
行事があったそう。力自慢の人達がたむろしていた船着場の雰
囲気をもつ河川公園として整備してくれるとありがたい。
[源助大根コンビニデビュー]
コンビニ業界大手のセブン-イレブンジャパンはこのほど石川
県の仲介で全農県本部と源助大根の栽培契約を結んだそう。
現行の年間生産量は10万本ですが、今回の契約は100万本
と10倍の規模になるため生産者の確保にとりかかっています。
源助大根はおでんの具となり11月頃から東京、埼玉、千葉、
神奈川などで販売される見通し。
参考 加賀の郷土料理と食材リスト [2004.7.11]
[戦時中の話]
檀家となっているお寺のお坊さんの昔話で、舞鶴の軍需工場に
行き働いた時のことを聞いたことがあります。
当時、船のスクリューをつけるとても太い鉄の軸の作成にとり
かかっていました。軍艦用なのでとても大きな部品です。当然
それを加工する機械もおばけみたいに大きな装置です。
ある日事故がおきて作業者が死亡してしまいました。死亡事故
の場合は普通1週間機械の使用を止めるのですが、その時は製
造を急ぐ事情があり、休まず続ける必要がおきました。
でも誰も死亡事故のあとで同じ作業をしたがる者はいません。
皆恐いです。同じ班には神主の息子もいました。縁起をかつぐ
神主は絶対にしません。とうとう作業長からお坊さんに「皆
恐がって、したがる者がいない。お前は坊さんだからなんとか
頼む」といわれしぶしぶ引き受けたそうです。
坊さんも時にはつらいなと思いました。金沢からは戦時に舞鶴
方面へ駆り出された人が多いのでいろんな思い出があるはずで
す。[2004.7.4]
[リバーサイドフェスティバル]
8/8は大野で第16回リバーサイドフェスティバルが開かれ
ます。この公式サイトができていました。
恒例のいかだレースの他に船で港内周遊する企画もあります。
船は予約が必要のようです。
情報元は金沢港湾・空港整備事務所のサイトです。実は海の日
のイベント情報を探していたのです。7/18にからくり記念
館で親子で帆かけ船を作る企画があるようだが、行事の全体像
はどこで知ることができるのだろう。[2004.7.1]
4月から6月
[氷室の季節になりました]
お菓子店に氷室の宣伝旗が立つ季節となりました。わたしは
湯涌に行き、浅の川温泉湯楽で温泉につかりました。いつのま
にか大きな露天風呂が増えており、さらに車いすでもはいれる
露天風呂もありました。細長いプールのようで、さっそく泳い
でいる人がいましたが、遊泳は禁止です。
これに加えてうれしいことに湯の温度が下げられて、ゆったり
とつかることができるようになりました。以前は湯にのぼせた
こともありましたが今後は心配いりません。
湯涌観光案内所に行くと、氷室のまつりの案内ポスターを掲示
していました。今年は6/30に行います。前田様が来て講演
されるそうです。
湯の街を歩いて屋根が完成した氷室小屋を見たあと、夢二館で
美人画の特別展を鑑賞しました。[2004.6.28]
[怪しい請求書がきました]
有料番組を見た視聴料金の支払いを通信業者から委託された者
と名乗り、初めてのはがきなのにいきなり最期通告通知をする
業者が現われました。初めて受けたのに最期通告とはなんとや
らと思い、ネットを探してみると、まったく同じデザインで違
う名前を使い全国にうさんくさいはがきやメールを出している
架空請求事件だと分りました。
香川県庁のサイトの架空請求への対処の仕方のページ
こちらにまったく同じデザインのはがきの実例が載っていまし
た。切手の位置には玉川というはんこが押してあります。
同様のはがきが届いた方、まず警察に相談を。香川県庁のサイ
トのページを印刷していくと話が早いでしょう。[2004.6.23]
追記)石川県消費生活支援センターのサイトに架空請求して
くる業者のリストが載りました。
[サーモンの切り身]
最近、行政が魚の養殖と天然の表示が徹底されているか検査す
るアクションをしだしてた。そのためか、名鉄エムザ地階の魚
屋さんでサーモンの切り身に養殖との表示がついているのを見
つけた。今までサーモン系は全て天然だと思っていた。特に
キングサーモンは。それらが殆ど養殖だとわかった今、本当の
天然ものはさぞおいしいだろうとニャンコ魂をかきたてている
今日この頃です。[2004.5.18]
[うどん玉の話]
長土塀のうどん・そばの店大黒屋さんは、うどんの玉の種類を
2つそろえている。こしのあるものとつるっとしたもの。前者
はさぬき風であり、後者は金沢の昔からのうどん玉。
どちらも選べるのは良いなと思いました。地元のうどんがさぬ
き風におされていることもあります。つゆも少し違えているの
かしら。
金沢ではこのさぬき風が昔からくせものでした。杵屋のうどん
は食べていてあごが疲れた。四国の人はあごが強いのかわざわ
ざこんなにごついうどんを作ってなどど開店当時は思いました。
名古屋の煮込み用うどんよりごっつい。
最近は冷凍食品でも食べられるようになり、花まるうどんなる
チェーン店も登場し、本当の手打ちさぬきうどんの味がわかっ
てきた。今からばん回してイメージアップするのでしょう。
大黒屋さんもそうだが、そばに力を入れ出している。ブームだ
からしかたない。これがいなりうどんに影響している。そばが
メインになり、いなりそば用の細切りあげが増えている。そば
は煮込まないので味付けしておいたあげを上にのせるだけです。
細切りあげののったいなりうどんが目の前にでてくるのは嫌だ。
思わず「悲しい時-」と叫びそうになる。[2004.5.18]
[北国新聞郷土版]
おせっかいな話なのですが、北国新聞には能登版と加賀版と
金沢版があります。どこがちがうかというと専用版は地元の話
題のページがメインとなり他よりページが多い。
大雑把に考えて金沢より北が能登版で、南が加賀版となる。事
情を知らない金沢人が北国新聞は金沢ばかりとりあげすぎると
金沢版をあげて指摘することがあるがそれは金沢版だから。
GWに思ったのですが、北国新聞はこんなときこそ帰郷する者
のために小松空港やJR金沢駅とかに3種類揃えて販売するこ
とはしないのか。いち早く郷土の話題に触れられて喜ばれると
思うのだが。[2004.5.4]
[三色団子]
金沢は和菓子処なのでスーパーにも地元の和菓子がちゃんと置
いてあります。製パン企業の大量生産品ではありません。
私はあんこ中毒症にかかるほどの和菓子ファンではありません。
でもどうせならおいしい団子が食べたい。その程度の者です。
以前にみたらし団子が好きといいました。それは超有名店の三
色団子を食べてみておいしかったけど格別にうまいとは思えな
かったからです。どうせ食べるならはっきりした味のみたらし
団子がいいと思いました。
今年、何を思ったのかいろんな店の三色団子を食べています。
その結果、私がまた食べたいと思ったのは3店。まず初めは
板屋さん。次は別院通りの宮川菓子店(私のひいきの店です)。
最後は小立野3丁目のなかむら生菓子店。ここの団子にはうな
りました。大学病院前店は土曜日は午後1時半に閉めてしまう
とのこと。今年はなかむら生菓子店の本店の場所を知ったこと
が収穫でした。[2004.4.4]
1月から3月
[ひよこ]
東京でひよこというと焼き菓子ですが、金沢でひよこというと
何故かステーキになる。有名店があるのです。住所など知らな
くてもタクシーに言えば連れていってくれる。
今日なにげなくバスを見ていたらうしろのガラスにひよこの広
告がありました。広告もしているんだと驚きました。店に行っ
てまた驚くのですがそれは行った時のお楽しみ。[2004.3.31]
[新札を訪ねて何行め]
今ちまたでは新札不足だそうです。お札の交替を前にして新札
の製造をストップしているのでどこの銀行に行っても新札のス
トックが無い。いわゆるピン札でないと困る祝儀には困った状
況となっています。この前家族が銀行をまわった時もどこにも
なくて窓口の方が「今探してみまっそ」といったかどうか知ら
ないが手持ちから新しそうなお札を探してくれたそうです。
当分、銀行窓口は新札の言葉にはピリピリしています。
見えないところでアイロンがけしてのばしていたりして。
[2004.3.17]
[ねはんだんごまき]
近所の久昌寺で涅槃会法要があり、ねはんだんごまきがありま
した。今年は最後に金沢市素囃子保存会の方がきて演奏されま
した。法要に伝統芸能の組合せは珍しくも皆聞き入っていたそ
うです。活発に活動されているようです。[2004.3.16]
[めいてつエムザ地下の改装]
エムザのホームページにも載っていませんが、現在工事がさ
れています。ジャーマンベーカリー、ティーランド、UCC
カフェは閉店しました。ぼてじゅうは改装工事中です。岡田
屋は変わらず営業中です。
ジャーマンの代わりとなるパン屋さんがはいると掲示してあ
りましたがその他子細は不明です。3店に通っていた、もし
くは思い出のあった方は少しショックですね。
[住んでないと食べれない料理]
住んでいないと食べる機会にありつけないものに仕出し料理が
あります。冠婚葬祭につきものです。私の少ない経験で言うに
金沢の仕出し料理屋さんのレベルは高いです。そこそこの味で
妥協してません。不特定の客相手ではなく予約した客にメニュ
ーと時間を指定して提供するのですからそれは万全の状態にな
るようにすごく努力されてます。
食した人はくいちびでなくともだれもが簡易料理批評家になり
ます。他の仕出し店と比べてどこが良くてどこが悪いかの発言
がでます。終わったあとは頼まなくてもそこらじゅうにうわさ
を広めます。
タウンページを見たら川上の八百辰とさくら亭がカラー広告で
競っている。私が食べたことのあるのは八百辰と八重十とわか
すぎ、あといろいろ。味へのこだわりの点では並の料亭をしの
いでいるでしょう。仕出し屋の話ができるようになればもう金
沢のもんです。[2004.3.8]
[元菊のしだれ桜]
パチンコタイガー長田店の隣にマルエーができました。道路を
はさんで向かいにはレンタルビデオ店があります。少し賑わい
のある交差点になってきました。マルエーの敷地のそば、元菊
町の三社用水沿いにしだれ桜があります。手入れがされてない
ようで下の枝が長くのびて容姿をそこねていてもったいないな
と思ってました。そのしだれ桜のある区画もマルエーの臨時駐
車場のようでした。ふと見るとしだれ桜の横に立て看板が建て
られていました。桜について書いてあるようでした。今度、自
転車で通った際に見てみます。[2004.3.4]
[今何番なのでしょう]
金沢市立図書館では本を借りる予約ができます。そのためのシ
ステムがあるのでしょう。家族が泉鏡花文学賞に輝いた桐野夏
生氏の本を年末に予約した時に168番目と言われました。そ
んなに並んでいたらいったい何年かかるのかと思いました。
現在は60番目だそうです。途中脱落組が何人いたのか想像さ
れます。とにかく貸すほうにとっても借りるほうにとっても気
が長くへしない話です。[2004.2.28]
追記)市立図書館の蔵書が少ない訳ではありません。15冊あ
るそう。やっと20番になったと5/3にいわれました。
[金沢の夏空]
金沢の住民が他の土地と比べて恩恵を受けているものに夏の
すきっとした空があります。季節風により本当に真っ青の気持
ち良い青空が多いです。北陸のそれも金沢付近は空気のたまり
が起き難いようで、いつもどこかが必ず霞がかっていたり、い
つもどこかに薄く雲がかかっているような重い景色はありませ
ん。ちょうど関東地方の冬の雲ひとつ無い晴れに似ています。
これは金沢に暮らしている限り分りません。他の土地で生活し
てみて初めて気づく事です。何故この土地の景色はいつも煙っ
たようなかすんだ感じなんだろう。どこかでいつも焚き火でも
しているのかなとか、夏なのに何故ちょろちょろとした薄雲が
無くならないのかまじめに夏をやってくれなど思いすっきりし
ない気持ちをためていきがちです。
別にそのような気候の場所を差別しているのではありません。
金沢の住民は夏の強烈な青い空の記憶があるから冬のどんより
した重い空にも耐えられる訳です。逆に昨年夏のような天候不
順があると冬を迎えるのがきついです。[2004.2.22]
[銭湯に思ふこと]
リンクのある金沢銭湯王国のサイトの更新が長期に渡り無く、
掲示板へのレスも無いありさまが心配です。これでは全然お客
との交流になってない。
私は11時には閉まってしまう普通の銭湯には行かず、少しだ
け料金が高いが自由度のある銭湯に行ってます。よく行くのが
増泉にあるかなざわ湯遊館。深夜までしてるし、大晦日や正月
の長時間営業がありがたい。休憩室がタバコ臭くないのもいい。
片町で宴会した後にホテルアクティから無料バスに乗って行っ
たこともある。
パン屋とつながっており、正月に行ったらパン1個贈呈された。
けっこう旅行会社に知られているようで、市内を観光するバス
が横づけしたと思ったら乗客全員がタオル持って風呂になだれ
込んできたりもした。この風呂屋の売りが海洋深層水を用いた
野天風呂。金沢らしいと思ったのが、塩水の風呂を始めた時に
客に塩からいのはどうかアンケートしたこと。私は遠慮したい
ほうです。屋内の風呂は塩分を抜いてあります。
先日所ジョージの番組に和倉温泉の駅長がでていて、和倉の人
が和倉温泉は塩の温泉だから、旅行で湯につかるなら山の温泉
に行くとおっしゃっていた。逆に考えると、和倉でも数ある風
呂のうちひとつを塩分だけ抜いてみたら新しい魅力がでるかも
しれない。それは和倉の風呂じゃないといわれるかもしれない
けど。[2004.2.19]
[徒歩と自転車の客の軽視]
この街はもっともっと徒歩と自転車の客に優しくなければいけ
ない。そうしないと歪みが進み将来は無いと思います。
自動車全盛の時代に立体駐車場がもてはやされましたが当時か
ら意識の成長が進んでいないようです。その時に世の中の客の
来店手段が固定化した訳ではない。街中の立体駐車場に停めて
買物するのは一時のブームでした。
街中の住人で徒歩や自転車で武蔵や香林坊、片町など繁華街へ
買物に出る人は商店が考えている以上に多いと思う。立体駐車
場など施設にかけた費用からは遠来の客の方を大事にしてるよ
うに見え、徒歩や自転車の客には印象が悪い。売上げからその
償却費用がだされていると思うと嫌であろう。しかもほとんど
の商店には自転車置き場が無く毎回置き場を探す苦労が伴う。
あってもほんとうに裏の裏で肩身が狭い、さらにそこは自転車
でひしめきあっていていて空きスペースを探すのにまた苦労す
る。当然の如く青空駐車。
街中の住人だけでは無い。新市街から自転車で来る人は店の人
が考えている以上に多い。私もそのひとり。店まで至る道はい
ろいろ選べるようで実は1本しかなかったりする。その道がよ
く整備されていて通行しやすいかがとても重要。最近ようやく
段差を少なくする工事が進行していますがまだまだ自動車本意
で道への不満は多い。新市街からの客はそれを乗りこえて来店
している。街中通いが続くかは快適なルートが用意されている
かも要因のひとつ。
商店が独自に徒歩や自転車で来る客を対象にアンケートをとる
なりして少しでも客を増やす努力を始めてみたらどうか。まず
郊外のショッピングセンターから徒歩と自転車の客への取組み
方を学んで欲しい。行政も続くかもしれない。
ちょうど大雪が降ったので軽視がもろにでています。雪は歩道
によせられて山積み状態。とけるまでは客は来にくい。まずは
緊急時の通行確保だがいつまでまずはなのか。
[2004.2.7]
[つけの慣習]
昭和40年代まではまだつけのきく店が多くあった。
ほとんどの店がつけてくれて、月末に請求書を送ってきていた。
そう記憶します。八百屋さん、魚屋さん、酒屋さん、うどん屋
さん、クリーニング屋さん、スーパーもそうだったかな。
今でも毎月決まった日に集金してまわる行為はすたれていない。
つけのシステムの上に成り立つ業界がしっかりあります。
しかしながら現金で即金払いする機会は着実に増えています。
たしかに即金の方が安く買えるのは魅力です。だんだんとつけ
の慣習を侵食していくでしょう。
つけをやめたのは、資金の負担を減らして回転を良くし、単純
に不特定多数を相手にするように商売を変えたかったからでし
ょう。当時はパソコンも普及がされてない時代であり計算する
手間も大変だった、それも理由のひとつかもしれません。だが
慣れ親しんできた客には当初は相当暴力的に映ったでしょう。
現金払いの商習慣が成熟した先に登場してきたのがポイントカ
ードをはじめとするお得意を大事にするカードシステムです。
皮肉なのですが高性能な電算システムがある今は昔のつけのし
くみに相当するようなサービスのしくみを提供できるのではな
いか、そう思います。発想が無くてやらないだけです。
ちなみに私の近所のうどん屋さんはまだつけがききます。
[2004.2.2]