新市街


 旧市街の外にひろがる。田畑をつぶし用水を暗渠化して発展する地域。

 境界には寺が多く旅篭風の町並みあり。

 

 [手取遊園のこと] 2009/1/5

  すぐ下で北陸鉄道浅野川線に遠まわしに文句を言っていると受け取れなくもないこと

  を書きましたが、行政は鉄道の将来にそう関心はなく、内灘までの七つ屋通りの

  扱いをランクダウンしただけのことでしょう。これは私としては歓迎なんです。トラック侵入規制や

  町をパスしていくだけの車による渋滞が発生しないように規制してもらうとよいです。

  北陸鉄道というと、年末に鶴来と白山一の宮の間が廃線されるニュースがありました。

  昔、それより先に延びていた頃の手取遊園がぽつぽつと話題にでます。

  失敗したプロジェクトなので地元は話題にしたくないでしょうが、懐かしがる声はけっこう聞きます

  手取遊園を簡単にいうと、

     廃止された金名線 手取川温泉駅周辺にあった施設。

     中宮温泉、岩間温泉とあわせて白山温泉郷と称した。

     昭和30年から昭和45年まで運営された。

     建っていた場所に今はバードハミング鳥越という温泉施設がある。

  粟ヶ崎遊園と比べると新しいですから、昭和30年生まれまでの人にはかなりはっきりと

  記憶に残っていると思われます。

 

    関連リンク 手取温泉駅WIKI 

 

 [七ツ屋大橋付近の立体化工事] 2008/12/28

  最初は小道の入口に見張りの人を置いていたが今は工事場所だけになっている。

  付近では、一方通行の逆侵入や、大型トラックが無理やり住宅道路をつっきること

  が増えている。逆侵入はとっても増えた。1時間に1件あると言ってもいいほど。

  そのうち事故が起きるだろう。まあ、当人の不注意の部類だけど、使用を遠慮しろ

  と看板を立てるくらいなら、ここは一方通行だ逆侵入するなと書いてくれるほうが

  現場ではよほど価値がある。

  大型トラックの侵入によって、我家は電話線をひっかけて切られてしまった。修理にきたNTT

  の業者もいい加減で、休止中の回線のほうにつなげて帰っていった。当然、電話が不通になり

  困った。母親が使えないことを言うと、お宅はDIONのメタルプラスなので屋内のことはうちは

  知らんといわれた。自分が原因を見つけ付け替えました。NTTの業者はレベルが低い。

  まあ、住民はことごとく迷惑しています。役所は何かしてくれないか。放置はまずいだろう。

 

 [大資本スーパーのバリュー品] 2008/11/30

  イオンなど大資本スーパーがやっとメーカー品の割引率をあげてきました。

  バリュー品はたしかに安いが軒並み外国産品なので安全性に不安を感じることと、包装

  デザインがいかにも低価格購買層向けに開発しましたとアピールしてて手が出にくい。

  バリュー品は社内で評価を受けたしくみでしょうから、ある程度売れないと幹部のメンツ

  にかかわるので、メーカー品の割引をアップさせて売価を接近させ競合させたくないのは

  事実でしょう。消費者にそんなことは関係なく、国産も安いにこしたことはない。

  そんな状況を察して、国産で低価格のバリュー品を充実させているスーパーがあります。

  このやりかたは正しいと思う。

 

 [額と四十万の寂しさ] 2008/11/16

  金沢工業大学から四十万まで片側2車線、両方あわせて4車線のりっぱな道路が

  通っています。この通りが最近どうも元気がない様子。

  南四十万で外側環状線につながるのでそこそこ車はとおるのだが、野々市町が町庁舎の

  まわりに大々的に商業誘致をした結果、にぎわいがそちらにとられた格好。たぶん税金も

  安いのでしょう。野々市町町舎から外環状線につながる道路のほうは格段ににぎわって

  いて新規出店があいついでいる。

  四十万側の道路はもともと住宅地のなかを通っているので静かであるのが当初の設定どおり

  かも知れないけど商売がやりやすい町設計になっていないのはたしかだと思う。

 

 [大戸屋の割り箸] 2008/10/9

  大戸屋の割り箸が金沢市の中本製箸のものに変わっていて、箸袋にもその説明が

  書かれています。割り箸メーカーは、数年前に中国などコストの安い国の製品におされ

  次々と廃業していきました。その中で国産割り箸メーカーとしてふんばった数少ない

  メーカーが中本さんらしい。時代は変わり、中国の人件費が上昇して国産でも対抗できる

  ようになった。

  中本製箸さんが継続できたのは、石川県内だけではなく、日本中の料亭、レストランの要望

  があったからというのは容易に想像できるが、採算の悪いなか、国産の良い割り箸を供給する

  努力を続けたことは金沢という場所にあったことと関係ないとは言いきれないと思う。

  割り箸は日本の文化であり、中本さんの割り箸には工芸製まで感じとれる。

  「日本産の割り箸を使うことで森林を守る」というのが一番の効果だが、大戸屋さんは

  国産トップメーカー中本製箸の割り箸を採用したことをどう感じているのか聞いてみたくなった。

 

 [まんが喫茶事情] 2008/4/16

  昔していたネットゲームのキャラが消されないように半年ぶりにプレイするのにまんが喫茶に

  行くと、個室の扉がはずされてなくなってました。

  警察の指導といえど、利用者はプライバシーの侵害されまくりとなりました。青年や子供へ

  の干渉のためとはいえ営業がなりたたなくなるのではと思いました。そのわりには禁煙エリア

  がつくられず煙害が解決することがありません。

  光ケーブルとデュアルコアCPUの組合せが主流となると、低速ADSLと旧ペンティアムの

  組合せでは対戦で、狙って当たるタイミングで攻撃を放っても、相手キャラは実はすでに

  移動してそこにいない、又は同時に攻撃しても早いパソコンの持ち主の攻撃がわずかに早く

  先に届き、自分の攻撃は無判定とされる状況がでてきました。これは悲しい。

  昔の高速PCを依然として置いている店は交換しないと時代遅れになっています。

  まんが喫茶も淘汰の時代にはいるのか。

 

 [非常事態に近い交通マナー地域] 2008/3/30

  金沢駅近くから鶴来付近まで車通勤しているのですが、交通マナーの悪化が目立ちます。

  走行中の車線変更はウインカーを点滅させない車が多いので、低速レースしているような

  ものです。長い渋滞を嫌って追い越し車線に逃げてから、交差点直前で元の車線に割り込み

  する車が本当に多くて危険です。

  伏見川を越えるあたりから向こうはもうめちゃくちゃ。

  人間も横断歩道を使わずにどこでも渡りかかるので一瞬も気がぬけない。

  マナーが悪いというよりは、車を運転する能力に欠ける人が操作している状況に陥っている

  と思います。自分がどれだけ危険なことをしているか分別がつかないのでしょう。

  警察も交番の近くで強引に道を渡ろうとしている歩行者くらいはとりしまってほしい。

 

 [ドラッグストア戦争] 2007/8/26

  業界ではクスリのアオキ、キリン堂、その他を含めて過剰出店となりシェア争いが激しいそう

  ですが、客からしたらどこもそう安くないし、今日何が安いのかは店に行かないと結局わから

  ないので利用しづらいです。

  損したのか得したのか不明で、複数の店のレイアウトを覚えるのもしんどいので好きな店に

  いきます。

  今年、私の夏ドリンクは半分サイズのペットボトルでした。キリン堂はそのサイズの商品を

  豊富にそろえていました。さらにキリン堂は神戸屋の食パンを置いています。神戸屋の

  食パンは、このあたりでは大手スーパーにもなく、キリン堂だけです。これがとてもおいしい。

  本社がキリン堂と同じ大阪なので提携しているのかな。

 

 [脱腸犬のこと] 2008/8/15

  マックスバリュー金沢駅西本町店の裏の住宅に相当よぼよぼな犬がいます。

  いつも玄関に寝そべっています。ご老体で大変だなと思っていました。

  その後、偶然、飼い主に連れられて散歩している場面に出くわしました。

  そして2度びっくりしました。最初は股間から何かぶら下がっていること。病気してたのです。

  次にその歩く様子。歩いているとはいえないくらいに遅いのです。

  その遅さに飼い主は付き合っておられました。

  その家の前を通るたびに様子が気にかかります。

  追記 8/27に通りかかったら家が解体されていました。どうなったんだろう。

 

 [清水の閉店] 2007/4/11

  昭和の頃、まだ新神田交差点付近に建物が少ないころからあった清水という和食の店が

  閉店してました。私は平成になったころに利用した者です。この店のシステムはとても

  変わっていて、店の中央に大皿料理が並んでいてそこから食べたいおかずをとるのですが、

  値段が書いてないのでいくらかわかりません。食べる前におかみさんのところにもっていき

  清算してから食べるのです。常連の人が何人もいました。

  猫が店前に必ずいて、車を止めるときに気をつけてました。

  ※なんでも王様の本が営業停止したとのことです。

 

 [カバ子は55歳] 2007/4/1

  いしかわ動物園にいる国内最高齢のカバであるデカは3月25日に誕生日を迎えました。

  当日は動物園にはいる前に世話になっていた御菓子メーカーのカバヤさんが、昔カバ子を

  乗せて宣伝していたカバカーを復刻して参加された。

  このカバカーは広島駅前でお披露目式をしたりとなかなか活発に活動されている。土日と

  展示していたので日曜日は見てこようかと思っていたら朝に地震がきました。

  ちなみに動物園は能美市にあり、松井選手の出身市です。

  松井選手からも祝福されたそうです。

 

 [迂回の余裕さえない通り] 2007/3/13

  増泉から泉本町にかけての通りはひとつ裏をとおる道すらちゃんと整備されてない。

  それゆえ、この間にある店に自動車で立ち寄って、もと来た方向へ帰るのはかなり難しい。

  日中はとんでもなく通行量があるので、信号のある交差点を利用しない限り不可能。

  地元町会の人なら強引に流れにはいるテクニックがあるだろうが慣れないとできない。

  斜めにつっきって通した道路らしく、裏道も通りと斜めに交差していてかなりわかりにくい。

  金沢駅方面からきたとしよう。もと来た道をあきらめて、金沢高校をまわって帰るとして、

  広小路あたりで渋滞にはまる。西金沢駅前をとおって帰るとしてこれまた渋滞にはまる。

  近道をとおってもそこそこ渋滞している。

  こんな場所へは気軽に出かけられません。

  これでは有力店が進出しようと長くはもたないだろうし実際に撤退している。

  この通りはひとつの例であり、こんな道はわりとたくさんあると思う。

 

 [王様の本桜田店の閉店] 2007/2/11

  1月末で閉店しました。近くに大規模店ができたこともありますが、あの程度の規模の書店は

  集客がやりにくくなっているのかなと思いました。たいていの事はネット検索で知ることができ

  るので、本屋に行く時は買う本が決まっています。本屋で立ち読みして時間をつぶすことは

  少なくなりました。

  立ち読みしている間に買いたい本とでくわすことも多かったが立ち読み自体が減っています。

  私が本屋に求めることに、NHKの教本がそろっていることがあります。

  短期だと、開始したばかりの講座の教本がすでに戻されていて、棚には次期講座の教本しか

  ないことが多いです。

  1回めを見てよし続けて受けてみようと思った場合、教本が入手できずに困ります。

  結局あきらめる。

  別途注文すればよいのですが、基本的に店員さんが少なくてつかまえて話をしにくく、

  そのあとの伝票記入のことを考えたらもう面倒くさい。

  そんな苦労が少ない、巨大書店に人が集まることは自然の流れのようです。

 

 [押野陸橋の開通] 2007/1/5

  やっと今年開通するそうです。遅々として進まない工事は迷宮入りかと思われました。

  線路上にのびた橋げた部分だけを残し形骸化することなく開通します。

  これも北陸新幹線の計画が具体化して車両基地が確定し、橋の高さが決まったおかげか。

  陸橋完成に少し遅れて、地下通路もできるとのこと。

  オーバーですが、西金沢の戦後が終わりを迎える様です。

  橋を渡って、あっけなく東京ストアに到着したら自然と涙ぐむかもしれません。

  昨日、通りすがりに見たら橋の上を歩く2人が見えたけど

  あれは工事関係者なのか一般人だったのか?とにかく押野界隈は熱くなりそうな予感です。

 

 [次の金沢遺産候補は] 2006/11/10

  湯涌街道です。今は一直線に広い自動車道ができていますが、昔は山すそ伝いに細い道を

  くねくねと走ってたどり着いたのです。道が細いのですれ違いが大変で、軽自動車が

  重宝しました。バスなどがきたらそれは大変でした。

  片道20分くらいのところをくねくね道では2倍ほどかかったのではなかったかと思います。

  そんな道を市内から自転車でサイクリングする方も意外と多かった。

  途中に滝があり、龍を祭ってあったりと趣もそなえた道でした。落石の恐れもあり怖い思いも

  しましたが、懐かしい道の筆頭です。当サイトは金沢遺産として扱う予定です。

  国道359号線の谷沿いの旧道は裏金沢遺産として次点に

  位置します。ラリー気分にひたれた道でした。今は通行禁止です。

 

 [欧州RoHS指令その6]

  お役立ちリンクをつけておきます。

 

  海外サイト

   Europa Environment 欧州議会のページ

   英国機関DTIのRoHS情報 進捗がわかりやすい

   RoHS Homepage 英国のサイト

   RoHS News com 新着情報

   Farnell in one メーカーのRoHS&WEEE情報ページ

 

  国内サイト

   経済産業省 政府機関

   Yahoo環境情報グループ RoHS情報多し

   JETRO Brussels 欧州現地情報あり

   日本電子 各種情報あり。法令もここで見れます。

 

 [欧州RoHS指令その5] 

  行き過ぎた現状と解決への試みについて

 

  RoHS指令はメーカーと納入業者を混乱のうずに巻き込んでいます。

  まず、不純物のしきい値が低すぎてコントロールがきつい。

  もともとRoHS対応をうたった部材ではなく分析してしきい値未満だったので採用している

  部材がたくさんあります。もし仕様書で保証しろといわれたら特別なラインを作るため資金を

  提供してもらわないとできません。そんな部材がセットには混じっています。

  製造ラインで不純物量のチェックをして途中でリカバリーすることは困難。

  つまるところ原料次第。その原料、特に中国から調達する原料への信頼がいまいちであること

  から、メーカーは定期的なチェックが不可欠と判断し分析データの定期提出を決めました。

  国内の納入業者が人的ミスで旧部品を流してしまう可能性も否定できず、あらゆる心配を

  なくすための策。

  この元素分析はけっこう高額。徹底した元素分析をするので専門の公的分析機関でないと

  できません。ICP分析といいます。元々RoHS対応の部材を採用して作っている部品だったら

  こんな理不尽な要求はありません。

 

  数年前には、業者に不使用証明書の提出を求めることが流行しましたが、現在はそうやって

  納入業者をたたくだけではいざ事故が発生した時にメーカーの責任をまぬがれないとわかり、

  自前で精密分析をする大メーカーもでてきている。

  現在、メーカーが足並みをそろえてきているのはX線を使った簡易受入検査。簡易分析なので

  クロムが3価なのか6価なのかまで判別できない。

  クロムは実質あらゆる用途で使用されているので、検査でクロムがでた時は

  納入業者にそのクロムが何なのか確認するまで受入がストップする。

  この不効率はどうも許容されているみたい。

  簡易X線検査は後述のとおり標準化するみたいで検査機器メーカーが注力して競争しており

  どんどん性能が上がっている。まもなく簡易とは呼べないようになるかもしれない。

  残るは測定場所の問題。部材のどこを測るかは最も大事な問題だが今はグレー。

  至急明確化すべき。

 

  この混乱に拍車をかけているのが標準整備の遅れ。試験方法もようやくJISで制定化される

  ようです。また国際電気標準会議IECの技術委員会TC111の3番目のワーキンググループ

  WG3では含有化学物質の開示方法の標準化、および化学物質の分析測定方法の標準化を

  進めてます。

  今年にはいって案をまとめて参加各国に配布しておりこの10月に投票がなされる。

  これで標準が決まるといくぶん楽になります。

 

  提案の方法は、まず簡易の非破壊分析をする。それで所定のしきい値内であれば問題なし。

  もし超えれば次にICP分析を行い明確化する。

  現在、これを見越して各社独自に検査を導入始めている様子です。しかし、非破壊検査の

  しきい値が各社ちがう値になってくるかもしれず、一日も早い標準化がまたれます。

 

   参考リンク RoHS指令の動向 

 

 [欧州RoHS指令その4]

  他地域との関連を書いておきます。

 

  日本はJ-Mossという制度を作り6物質が含有していれは製品に含有を示すシールを貼る

  ようにしました。日本はRoHSのように過激ではありません。6物質の使用を規制する法律は

  整備済みであり、廃棄家電の回収システムも充分発達しており、RoHSのように元を断って

  効果を期待する制度は不要とされました。

  技術の発展を阻害する可能性もあり、含有禁止とはしませんでした。

  ただし、企業はRoHSに右にならえしており、日本で買う製品がRoHS指令を遵守ために価格

  が少し高くなっている可能性はありえるでしょう。

  

  中国は中国版RoHSというものを発表していますが、白物を除外しているのが特徴的です。

  あと、規制対象が中国に輸入するもので自国からの輸出は対象外。

 

  <ポイント>JEITA環境安全部のサイトにはJGPSSI

        の紹介があります。JIGフォームと呼ぶ製品

        の含有物質調査用標準フォームです。

        最初は米国と日本と欧州が協力して始めた国際

        活動だったのですが、Ver3改定では欧州が

        抜けています。含有を前提とした報告書を作る

        のが気にくわず、依然として完全全廃を目指し

        ているのかと思ってしまいます。

 

 [欧州RoHS指令その3]

  なんだかきな臭い指令だなと感じてきたと思います。RoHS指令自体の運用問題点をあげて

  みます。

 

  ①6物質だけを厳しく除外しすぎ

 

   急ぎ代替品を開発しているので、6物質と同等に毒性の強い物質とか、世界的に資源が

   枯渇しかかっている物質が代替用途に使われ始めている。しかしそれを規制することは

   一切ない。これが本当に世のためになるのか皆気づき始めている。

 

  ②適用除外用途の整備遅れ

 

   代替が困難な用途を明らかにする業務を運命共同体である企業の意見にゆだねていた

   ため、完全に遅れた。世界中に行き渡るほどのPRをしていないのに意見がなければ了承

   されたと判断する運用はとても危険。

   プラズマテレビの画面に使用する鉛の適用除外は発効の日ぎりぎりに除外の判断がおり

   て輸入差し止めの最悪の事態は免れた。

 

  ③メーカーの財務への悪影響

   RoHS指令に対応した部品の価格が上がっている。メーカーは商品価格にすぐ反映できず

   苦慮している。値上がりだけならまだしも、数が足りないので供給不安の問題もある。

   WEEEに応じた自社製品の回収費用負担がどれくらいになるのかはこれからわかってくる。

 

  ④しきい値のバラバラな解釈

 

   企業は各々独自にしきい値の扱いを決めた。ある会社はしきい値そのものを規制値とし、

   ある会社はしきい値の半分の量を規制値として盛り込んだ。又ある会社はしきい値の60%

   の値を規制値とした。結果、部品を納入する業者は混乱した。

 

   <ポイント>RoHSに定める0.1%の含有しきい値

         は不純物かどうかの分岐点といえる。

         それよりちょっとだけ厳しい値を決めて安心

         したい気持ちはわかるが、その位の含有量

         を工程で価格を抑えて調整可能かというと

         全く現実的でない。相当価格をあげて数を

         まとめてもらわないと具体化は困難。

 

 [欧州RoHS指令その2]

  家電製品の含有物質を規制する法律ができる前に先行して、ELVという自動車の含有物質

  規制の法律が実施されていた。そこでは

     鉛、水銀、カドミウム、6価クロム 

  の4物質を規制するともに、意図的な含有と非意図的な含有の場合分けがされ、文章で

  表された。わざと入れたものは厳しく禁止するが、不純物などわざとでないものは0.1%

  までならOKとされた。(カドミウムは0.01%)

  完全に禁止する訳ではなく、技術的に困難であるとか、代替が利かず、機能に重大な後退を

  与えるものは適用除外用途とみなし使用を継続できる。

 

  RoHS指令でも同様の概念が提示されると思われていたが期待に反して全く提示されず。

  長い間、いかに微量でも禁止とされるのではと皆びくびくしていた。それというのも

  自然に含有していまう分量があり、それ自体を無くすのは追加で金をかけ精製する必要が

  あるから。

  そのため、ELVと同様なしきい値が提示された時には皆ほっとしたにちがいません。

 

  <ポイント>この頃日本企業は欧米企業と異なり、議会へ

        働きかけをほとんどせずに、最悪の事態であ

        る全廃を想定した開発を進めていた。実際に

        そこまですると価格がアップして他地域との

        ズレが大きくなり現実的でない。このあと、

        生産ラインを分けると格段に価格アップする

        ので他地域への製品もRoHSに準じた製品

        とし同じ工程で生産する方向に進む。

 

 [欧州RoHS指令その1]

  この話題に継続してタッチしている編集人が、一般に公開されている情報の範囲で地元に

  わかりやすく紹介します。

 

  欧州RoHS指令は対象が欧州地域なので別に関係ないと思がちである。ところが、思わぬ

  波及効果がでてきて世界的な影響を与えている。

  RoHS指令はWEEEという家電製品の回収やリサイクルに関する指令とペアで効果発揮を

  期待されている指令で、家庭電化製品に含有を制限する物質を示す指令である。

  もともと、欧州は廃品回収業者が育っておらず、家電製品が屋根のないところに野積みされる

  ことが多く、雨が降ると含有物質が雨水に溶けて地面にしみこみ放題であった。

  そこで欧州連合では次の物質の家電製品への含有を規制するとともに、廃家電の回収シス

  テムを構築する指令を発した。

    鉛、水銀、カドミウム、6価クロム、

    PBE、PBDE

  欧州EU加盟国はこの指令に従って、期限までに自国の法律を作ることを求められた。

  各国の足並みはそろわなかったが、RoHS指令にもとづいた法律をもとに今年7月から

  実施開始した。

  WEEE指令は、廃棄家電の回収費用を製造メーカーに払わせる内容。回収費用は欧州の

  物価、人件費で計算するのでアジアの奥地で安い人件費で作っている製品は割があわなくな

  るどころか売るだけ赤字になる恐れがある。そのため、欧州向けは単価の高い高級機種に

  シフトすると予想される。

 

  WIKI WEEE RoHS  

 

  <ポイント>指令自体は欧州連合が発するもので、現実的で

        ない内容だったりするので、各国議会で否決さ

        れることもある。これに過剰反応すると行き過

        ぎた行動をしてしまう恐れがある。急ぐ一方で

        流れを見守るスタンスが必要となる。

 

 [徒歩客の扱い]

  自転車や徒歩で金沢駅西のレストランをたまに利用します。大通りに面した広い駐車場を

  もつスタイルです。このときに感じるのが、けっこうドライな対応。

  混んでいて待たせる場合や、待たされて席に案内する場合も最初から言う言葉が

  決まっているようでマニュアル処理されている感じを受ける。

  自動車で乗りつけた時と違い、徒歩で歩いてきた場合にこの対応が意外にずっしりと

  予想以上にこたえます。

  わざわざ店を選んでここまで歩いてきた客になんという仕打ちをするのかと笑いさえ

  こみあげてきます。パート主体の店内で限界があるのはわかります。しかし、まちなかの

  店はそうあってほしくないです。

  郊外の大型レストランへ徒歩でむかう方々、気持ち察します。

 

 [かつおの地位回復] 2006/9/4

  かつおがこの地で好まれないことは確かです。大きな原因は持ち込まれるかつおが

  新鮮でないこと。解凍かつおではどうも手がのびない。

  たたきでないと売ることができない魚なんてと思う人は多い。外道に近い。

  今年気づいたのは、イオンのスーパーで直送生かつおを売っていたことです。たぶんイオンの

  自己企画なのでしょう。私はさしみを買いました。四国などかつおの獲れる漁協が

  タイアップしてとれたばかりのかつおをトラック便で送り毎日新鮮なかつおが金沢で食べれる

  ようにできないものか。年寄りは食べないだろうけど若い層は開拓可能です。

 

 [ガソリン価格表示] 2006/6/22

  ガソリンの安売りで目立つ2店で購入してみました。すると領収書の書き方が、これまで

  私がいっていた荒木石油店と違うことに気づきました。

  店頭に掲示する価格は全てこみこみのリッター当り価格であるのは共通だと思います。

  消費税込みです。

  間明のエッソと入江のキグナスの2店では、領収書でもその価格で書かれていました。

  とてもわかりやすい。

  荒木石油店は少し違っており、領収書では消費税を外税としており、最終合計から消費税を

  引いた金額を給油量で割ってリッター当り価格を出しています。このため、給油装置に表示

  されるリッター当りの価格は常に店頭掲示価格より何円か安いのです。

  最初は「実際はもっと安くしているのか」と誤解してましたが、なんのことはない、

  錯覚しやすい計算システムでした。

  夏にかけてさらにガソリンが値上がりするそうです。入江のキグナスでは現金会員になって

  2ヶ月はさらに2円引きしてもらえるとわかったので当分キグナスで入れます。

 

 [河北潟の巨大蚊] 2005/8/1

  内灘町大根布のほのぼの湯の帰りに巨大蚊を見ました。普通の倍の大きさです。大きいと

  ガガンボみたいにひょろひょろしているかと思えばこれがタフです。自動車のフロントガラス

  にはりついたまま時速60Kmで走っても吹き飛んでいきません。

  交差点で止まった時に余裕で離れていきました。

  恐るべし河北潟の巨大蚊。虫が苦手な人はこれが腕に止まったら気絶するかも。

  血を吸われたくないものです。

 

 [真夏の夜の夢3] 2005/6/9

  どうやら私に真夏の夜の夢ネタを提供し続けている示野町のGS荒木石油店がまた熱く

  なっています。今のところガソリン価格で頑張っています。場所はバイパス沿いの示野町の

  まんが喫茶フリークスの隣です。

  給油した時の価格を載せることを始めました。

 

 [内灘町 風と砂の館] 2005/3/29

  内灘町の温泉「ほのぼの湯」の熱めの温度が下がりゆったりとつかって景色を眺められる

  ようになりました。天気の良い晴れた日は景色みたさにほのぼの湯に行くことが多くなりま

  した。休憩場所の集会場のテレビもおかしかったのが修理されて映りがよくなりうれしく

  思っています。

  ほのぼの湯の隣に歴史民族資料館の風と砂の館があります。先日見学してきました。

  粟ヶ先遊園のコーナーでその時代の浅電の停車駅を見ていたら金沢駅と七ツ屋の間に

  堀川駅がありました。駅の位置は以前の北鉄バス停留場の前あたりかなとか思いながら

  想像してみましたが確かなところは知りません。

  内灘闘争のコーナーでは昔の写真があり闘争の様子を知ることができました。実際に大砲を

  試射する様はすさまじい音だったでしょう。権現森の米軍着弾地点確認櫓は子供の頃にの

  ぼった記憶があります。

  同じ資料館でも七塚とはちがい、内灘の波瀾にとんだ歴史が際立つ内容となっています。

  内灘の歴史を知ってほのぼの湯につかるとまたちがう感慨が味わえます。

 

 [KNBが見たい] 2005/2/24

  私の中学生から高校生にかけての頃です。金沢の子供はだいたい1回は思いました。

  その頃はNHKと北陸放送と石川テレビの3局だけでした。

  富山県にある日本テレビ系列のKNB北日本放送の番組はやや小さいながらも新聞の

  テレビ欄に毎日載っており、皆が見たいと欲してました。

  「ズームイン朝」や「天才たけしの元気が出るテレビ」とはどんな番組なのか興味深々でした。

  石川県でも能登半島の富山湾側の地はきれいに映るらしいと聞きうらやましがってました。

  ビルの建てこんだ中心街はともかく、我が浅野川中学校校下は広大な田んぼ地帯に

  恵まれており、KNBを狙った超指向性アンテナを建てるのに適してました。電気屋さんに

  頼むと数万円かかる設備ですがそれでも需要はあり、ホームセンターのアンテナコーナー

  にはKNB用と称して売ってました。

  このアンテナは地元ではかつてステータスでした。当然うちにはなかったです。

  金沢で日本テレビ系列の局としてテレビ金沢が開局したのは1990年のことです。

  テレビの1チャンネルを回転式ダイヤルを微妙に動かしどうにかしてきれいに受信できないか

  奮闘したことを今でも覚えています。

   リンク  テレビ局リンクリスト  

    教えてgoo天才たけしの元気が出るテレビ出身者って

  元気が出るテレビが始まったのが85年からなので開始から5年間の話題をいわれても

  金沢の人間はついていけません。